実は鍼灸治療院の適応症に顎関節症を挙げてるところがあったので気になっていました。
もし歯科治療の際にかみ合わせが狂って、それが原因で顎がずれているのだと
仮定した場合、それが鍼で治るとは到底思えませんでした。
(元のかみ合わせに戻さない限り治らないという考え)
しかし、顎関節症の原因が歯科治療によるものではなく、ストレスなどから来る噛み締め
など顎周りの筋肉の緊張、こわばりに起因するものだという可能性も捨てきれないわけで。。。
鍼治療の適応症に『耳鳴り』『顎関節症』とあり、
自分の場合は耳鳴りもあったので、万が一顎のカックンがそのままであっても耳鳴りに効果があるかも
しれない・・という思いもあって、鍼灸を試してみることに至りました。
とりあえず予約をするために電話でコンタクトすると、
「耳鳴りはやってみないと分からないけど、顎関節症は治る」とのこと。
これには驚きました。今まで顎関節症が『治る』と断言した人はいなかったからです。
自分としては痛みの無い顎関節症よりも、耳鳴り・難聴の方を優先して治したかったのですが、
顎関節症から来ている耳鳴り・難聴だとすれば、顎関節症が良くなれば耳の方も追随して良くなるかも
しれないという期待もあり、鍼をしてみることにしました。
鍼は初めてでそんなに痛みはないと思っていたのですが、案外痛くてしばらく鍼をしたままいなければならない
ときはキツかったです。
こんなにキツいものだとは思いませんでした。
顎や耳周りに鍼をしたのですが、終わってからもひどく痛むし、ご飯が食べられないくらい違和感がありました。
で、顎の状態ですが・・・
いまのところカックンがなくなりました！というか、カックン出来るくらい
口があきません。耳周りから首にかけて重痛く感じられ（今まで感じたことの無い変な感覚）、2.3日はこれが続くと言われてますので・・
鍼してる間も、鍼の後も気持ちの良いものだと想像していたので、これは意外でした。
ちなみに耳鳴りの方は続いていて、1回では変化は感じられませんでした。
院長から顎関節症は筋肉が硬くなっていることに起因しているから、筋肉を鍼で緩めて
スムースに動くようにすればれば治るという
説明は自分の中で納得ゆくものでした。実際、私の場合音が鳴る方の耳周り（顎？）はならない方に
比べてかなり硬く、なかなか鍼がはいらなかったようです。（硬すぎてすごく驚き、苦労していました）
となると、歯科治療で歯を削って詰めた瞬間、噛み合わせが狂い、
顎関節症になったという可能性はやはり薄いのでしょうかね？？
「その治療の時、ずっと口開けっ放しじゃなかった？それが原因で筋肉がこわばったのかも？」
といわれましたが、たとえそのとき強張っても、その強張りがそんな何十年も続くもんでしょうかね？
疑問です。。。
しかし、高校時代に始まってン十年以来のカックンがこんなにアッサリなくなったことに衝撃を受けたことは事実です！
ここはしばらく通ってみようかなと思っています。
また変化があったら追記します。
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